2016-01-01から1年間の記事一覧

経団連の変貌

経済同友会には、財界の首脳が千二百人ほど個人として参加し、政策集団の看板を掲げている。この数年は、年末恒例の予算編成を前にした自民党政調会による陳情の受付に出席しなくなっている。それまでは、いわゆる経済四団体(経済団体連合会=経団連、日本…

外国からの技術導入

国内の研究開発の進展もさることながら、韓国の技術進歩はその大半が、やはり外国からの導入に大きく依存しているのが実情であろう。1981−87年の間に2,598件導入し、それは過去25年間(4335件)の60%を占める。ロイヤリティ支払いもそれにつれて膨らみ、同…

読売調査会の提言

冷戦後における国連憲章の再度の変化に対応した平行現象と位置づけられる。つまり、安保理の機能が麻蝉していた冷戦時代には、二国平和主義」でも済まされたが、国連が活性化し、陣営を越えるすべての国に参加を求められている以上、日本だけが第九条を楯に…

ユーロ・ダラー取引のしくみ

では簡単にユーロ・ダラー取引の基本的なしくみを解説してみよう。この取引は外為市場と同様、市場の表面に出てくるのは銀行のみであるが、背後に資金の出し手、取り手として企業・個人・国家などが存在するが、ここでは銀行間取引をロンドンを中心に説明す…